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完璧主義からプロセス思考への「進化」
自分と向き合う前は、完璧じゃないとダメという気持ちに支配されていました。
結果を出しても「まだ足りない」「もっと良くできるはず」とストイックに追い込み、
ミスが怖くて行動が止まることもありました。
でも今の私は違います。
ジャーナルを通して、不完全なままでも良いと知りました。
なぜ「完璧主義」だったのか?
完璧を求めていた背景には、いくつかの理由がありました。
- 経理脳・分析脳
→ 数字で評価される世界で、正確さが全てという“職業病”を抱えていたから。 - 過去のトラウマ
→ 「間違えたら終わり」という強烈な刷り込みが残っていたから。 - SNS文化
→ 「見える成果」だけが価値とされる風潮に、知らず知らず影響を受けていたから。
どうやって「プロセス思考」に変わったのか?
変化のきっかけは、ジャーナルでした。
白紙のノートに向かい、今の気持ちをただ言葉にしてみる。
その時間が、完璧を求める私を少しずつゆるめてくれたのです。
- うまく書けなくても OK
- 途中で気持ちが変わっても OK
- その揺らぎこそが、「わたし」そのもの
書くたびに、「ちゃんとしなきゃ」という声は小さくなり、
代わりに 小さな気づきが積み重なっていきました。
簡単には、思考は変わらないですが、日々の積み重ねが、
結果ではなくプロセスに価値があると教えてくれたのです。
過去と今の思考の対比
完璧主義だった頃は、欠けているものや正しさばかりを探していました。
モヤモヤすることがあっても、いつでも自分に戻れる「コンパス」を持っています。
心のクセ | 昔の私/完璧主義 | 今の私/プロセス重視 |
---|---|---|
ポイント | 完成度・正しさ・失敗ゼロ | 気づき・選択・流れ |
人との関わり | 課題の分離ができておらず、 いつも疲れていた | 自分や相手の気持ちの変化をそのまま受け入れられる |
自分の扱い方 | 無意識に自分責めをしてイライラ | ありのままを受け止めておだやか |
感情の捉え方 | ノイズ/邪魔なもの | サイン/整えるため |
プロセスをたのしむ生き方へ
完璧じゃなくても、進んでいればそれでいい。
このシンプルな感覚が、私の毎日を軽くしてくれました。
ジャーナルは、完璧を求める私から
プロセスを楽しむ私へと、変化しました。
今は、一歩ごとの揺らぎや気づきが、
私を整える大切な習慣になっています。
この感覚こそが、私のセルフケアの核であり、
これからも私を支えてくれるコンパスになります。